東京では夕方から雪が降り始め、今はすっかり一面の銀世界です。まるで冬の北海道やロシアのようです。明日は若干の積雪も期待出来そうです。
さて、今日のタイトル「アレンスキーと佐々木譲」は一見なんだろうと思えますが、決して無関係ではありません。
その前に、佐々木譲さんこのたびの直木賞受賞、おめでとうございます。北海道が生んだ素晴らしい作家の今後の活躍を、道民一同心より楽しみにしております。それと、先日は思いがけず思いがけないところで偶然にもお目にかかり、本当にびっくり致しました。これも何かの縁でしょうか。
ところで、アレンスキーと佐々木譲の関係ですが、実は昨年9月の協会設立プレコンサートに佐々木譲さんがお見えになっていたのです。コンサート後、市内某所で佐々木氏と杯を交わしたのですが、その際同氏は「アレンスキーの音楽は初めて聴きましたが、非常に良かった」とおっしゃっていました。そこですかさず「アレンスキー好きの主人公が登場する小説を是非書いてください」とお願いしたような次第です。今にして思えば図々しいお願いをしたものだと、穴があったら入りたいくらいです。譲さん、すみません。
さて、先日の高橋副会長の文章にもある通り、3月7日に第1回例会を開催いたします。これをもっていよいよ協会の活動は本格化していきます。どうぞ今後の活動にご注目いただき、足をお運びいただければと切に期待しております。
日本アレンスキー協会会長
川 染 雅 嗣