3月24日(日)、いつもの「りんゆうホール」にて第6回例会「ロシアピアノ音楽を開花させた作曲家たち(3)」が開かれました。
いつものように、高橋がお話をし、会長や他の会員のピアニストの方々のピアノ演奏でお楽しみいただきました。今回取り上げたのは、カリンニコフ、リャプノフ、ブルメンフェリド、カトワール、イッポリトフ=イヴァノフの5人です。
ピアニストは、川染雅嗣、西谷麻里子、安田文子、鈴木飛鳥、坂田朋優の各氏で、お聴きいただいたのは、以下の曲です。
・カリンニコフ:《交響曲第1番 ト短調》より第1楽章(ピアノ連弾版) (安田/鈴木)
・カリンニコフ:《悲しい歌》、《メヌエット》、《ノクターン》 (川染)
・リャプノフ:《6つのやさしい小品》Op.59より
第1曲〈球遊び〉、第4曲〈馬のおもちゃに乗って〉、第5曲〈乳母の昔話〉 (西谷)
・リャプノフ:《3つの小品》Op.57より 第2曲〈春の歌〉 (西谷)
・リャプノフ:《舟歌》Op.46 (坂田)
・ブルメンフェリド:《24の前奏曲集》Op.17より
第15番(川染)、 第22番(西谷)
・カトワール:《3つの小品》Op.2 より 第1曲〈秘めた歌〉、第2曲〈故郷を離れて〉 (川染)
・カトワール:《5つの小品》Op.10より 第2曲〈前奏曲〉、第3曲〈カプリチオーソ〉 (安田)
・イッポリトフ=イヴァノフ:《5つの小品》Op.7より第4曲、第5曲 (坂田)
・イッポリトフ=イヴァノフ:《コーカサスの風景》より (ピアノ連弾版)
組曲第1番Op.10より第4楽章〈酋長の行進〉
組曲第2番Op.42より第3楽章〈レズギンカ〉 (安田/鈴木)
これまで取りあげた同時代の作曲家達の曲に劣らず、大変魅了的な曲ばかりで、ご来場くださった方々には楽しんでいただけたことと思います。
ご来場くださった皆様、またご協力くださった皆様に感謝申し上げます。
次回は同じホールで、9月14日(土)、東京からロシアバレエの専門家の先生をお迎えし、「舞踊・美術・音楽の総合芸術としてのバレエ・リュス」と題して、ロシアバレエに焦点を当てた例会となります。詳細は、後日お知らせします。どうぞお楽しみに。
日本アレンスキー協会
副会長 高橋 健一郎